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3-2 最初の数日でやること②~キーパーソンを特定する

これから一緒に仕事をする仲間に
良い第一印象を与え、
自分の存在を認知してもらうことができたなら
次にやりたいことが
「キーパーソンの特定」
という作業になります。

これは、
一緒に仕事をする仲間の中から、
自分の仕事を進める上で
カギとなる重要人物を
早い段階で特定することです。

限られた期間で成果が求められる場合、
要領よく仕事をこなす必要があるため、
このキーパーソンを早く特定しておくことが
とても大切になります。

キーパーソンを知るということは、
「誰が自分の知りたいことを知っているのか」
だけでなく
「誰が物事を決定し、指示する権限を与えられているのか」
を知ることになります。

なぜこれが大切なのかと言うと、
海外で仕事をする場合、
そこのチームリーダーや所長は
必ずしも
「すべてを知っているとは限らない」
ばかりか、
「すべてを決定する権限が与えられているとは限らない」
からです。

これを知らずに、
何事もチームリーダーとばかり話をしていると、
いつまでたっても問題が解決せず、
貴重な時間を浪費してしまう
可能性があります。

仕事の内容や組織によって異なるでしょうが、
私が海外でよく目にしたのは、
そこのチームリーダーには
重要な決定事項や報告が集まるだけで、
各分野ごとの重要事項は
各部署において決定されていたり、
チームのナンバー2にその権限が与えられている
という姿でした。

そうなると、
チームリーダーは確かに多くの結論を知っていますが、
その結論に至るプロセスや
理由を知っているわけではないということ。

ましてや、
決定は他で行われているのですから、
何かをお願いに行っても
「担当部署には言っておくよ」
とは言ってもらえても、
その場では解決しないことを意味します。

これでは、
正直なところ時間の無駄ですね。

そうした時間の無駄を避けるため、
早い段階でのキーパーソン特定は
本当に大きな意味を持つことになります。







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3-1 最初の数日でやること①~自分を覚えてもらう


いよいよ仕事がスタートしました!

自分に与えられた期間は1カ月、
この間に何とかして
結果を出さなければなりません。

すでに事前の準備で
「何が分からないか」を知っており、
調べたいことや聞きたいことをはじめ、
すぐにでも始めたいことがいっぱい。

気持ちばかりが先走ってしまい、
何となく落ち着かない最初の数日間。

でも・・・
ここで焦りは禁物。

まずは
これから共に仕事をする仲間たちに、
自分自身の存在を認知してもらうことから
始めましょう。

私がこれまでに経験してきた
災害被災地のような特殊な環境では、
毎日のように世界中から
新しい人がどんどんやってきて、
救援の仕事を始めます。

気がつくと、
自分は大勢の中の一人・・・

ここで最初に自分自身の存在を
しっかり印象付けておかないと、
しばらくしてから
「あれ、君はいつからいたの?」
と言われてしまいます。

また私の経験上、
日本人はかたまって行動する傾向が強く、
ほかの外国人スタッフからは
ひとまとめにして「日本人たち」
と認識されることがあります。

そうならないため、
まずは同じチームのメンバーであることを
自ら積極的にアピールして、
その存在を覚えてもらうことが
不可欠になります。


そのためには、
初日の挨拶はとても重要です。

何事も「最初が肝心」と言われるように、
自分の第一印象次第で
今後1ヵ月間の仕事の成否を左右する・・・
といっても過言ではないでしょう。

私の中で一番効果的だった初日の挨拶は、
小さなスイスチョコをたくさん抱え、
これから一緒に仕事をする仲間に
配って歩いたこと。

日本人がスイスチョコを持ってきた??
という不思議な組み合わせをネタに、
「自分は何者なのか」
「自分は何ができるのか」
を笑顔でアピールしてまわりました。

その結果、
翌日から「チョコレートマン」という
ストレートなニックネームをもらい、
チームの一員としてスムーズに仕事を始めることができました。

小さなチョコという小道具を使って
自分を覚えてもらえた一例をご紹介しましたが、
他にもいろいろな方法があると思います。

ぜひ、
自分らしいアピールの方法を見つけ、
トライしてみてください!

あとは、たとえば
「どんな会議にも必ず参加し、必ず何か発言する」
「毎日、必ずチームの全員と言葉を交わす」
「昼食や夕食は、できればチームの誰かと共にする」
「常に連絡が取れる状態を保っておく」

ことを心掛ければ、
必ずうまくいくでしょう!






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2-5 良い人間関係は、すべての基礎

第2部でお話をしてきたこと・・・
「コミュニケーション」
「傾聴」
「人間としての共通点」
「違いを認める」

これらはすべて、今回のテーマである
「良好な人間関係」を
構築するために心がけたい
エッセンスを説明したものです。

それほど、仕事において
良好な人間関係を構築することは
すべての基礎といっても過言でないくらい
重要なものだと思っています。

良い人間関係があれば、
仕事は間違いなくスムーズに進みます。

多少の無理をお願いしても、
「あなたのためなら」と
相手が動いてくれるようになります。

私が1カ月限定の救援ミッションで最も大切にするのは、
いかに早い段階で
良好な人間関係を構築するか、ということ。

いくら一人で頑張っても、
異国の地では分からないことだらけ。

できることにも、限界があります。

それを、チームとして仕事が進められたら、
1カ月で成果を出すことは、
そんなに難しいことではないと思います。


ただ、どうすれば早い段階で
良い人間関係を構築できるのか・・・

次から、私が実践している方法を
お話しましょう。


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2-4 違いを認める

前回は人間としての「共通点」について
お伝えしましたが、
今回は人間としての「相違点」について
お伝えしたいと思います。

先日、
20人が参加した研修会で、
「海」という言葉から何を連想するか
10個書き出すという課題が出ました。

さて、
この20人がそれぞれ書き出した言葉のうち、
全員が同じように連想した
共通の言葉はいくつあったと思いますか?

答え合わせをする前に、
多くの研修参加者は
「2つか3つ」と答えましたが、
実際はひとつもなかったのです。

ひょっとしたら
20人では多すぎるかも、ということで
5人のグループを4つ作り、
そこでどれくらい共通の言葉があるか
調べてみました。

結果は、
2つのグループでようやく1つ、
共通の言葉がみつかったものの、
残り2つのグループではまったくバラバラでした。

実はこの結果、
心理学的にも実証されているそうです。

どこでやっても、
どのようなキーワードでやっても、
多くの人が同じ言葉を連想しているケースは、
ほとんどないそうです。

「海」という単純な言葉からでも、
人はさまざまなイメージを持って
多くのことを連想しているのですから、
これが仕事上での話になると、
さらに多くの考え方がでてくるということは、
容易に想像がつきますね。

気心が知れていると思っている
同じチームのメンバーでさえ、
いろいろ異なった考え方を持っている・・・
という前提に立って取り組む必要があります。

しかし私たちは、
こういう違いを知りつつ、
ある種の思い込みをしてしまっていませんか?

「他人も、自分と同じように考えているはず」
・・・と。

この思い込みは、
「言わなくても分かるだろう」
という意識につながり、
結果的にコミュニケーションを乱す
原因になってしまいます。

そもそも人間は、
生まれ育った環境、
受けてきた教育など、
さまざまな要素が複雑に絡み合い、
「みんな違う」のです。

海外で仕事をする場合などは、
そもそも違って当たり前。

ひとつ屋根の下で
長年一緒に暮らしている妻でさえ、
私とは違います。

仕事を進める上で大切なのは、
その違いを当然のものとして認めた上で、
それをうまく活用していこうとする
意識ではないでしょうか。

自分自身では到底考えつかないアイディアが
相手から出てくるなんて経験、
皆さんもお持ちですよね。

そのためにはやはり、
互いに積極的にコミュニケーションを図っていく・・・
これが大切だと思うのです。

この「違いを認める」ということは、
いまの学校教育の現場でも、
盛んに教えられています。

息子の教科書に掲載されている、
金子みすずさんの有名な詩です。


わたしと小鳥とすずと 
        
    わたしが両手をひろげても、
    お空はちっともとべないが、
    とべる小鳥はわたしのように、
    地べたをはやくは走れない。

    わたしがからだをゆすっても、
    きれいな音はでないけど、
    あの鳴るすずはわたしのように
    たくさんなうたは知らないよ。

    すずと、小鳥と、それからわたし、
    みんなちがって、みんないい。 

そう、みんなちがって、みんないいんですね。



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2-3 私も、相手も「人間」

海外で仕事をするとき、
一番心配になることは
「自分はどんな人たちと仕事をするんだろう」
ということです。

今までに一度も行ったことのない国であれば、
そこに住む人の考え方や
仕事の進め方が分からず、
それこそ「漠然とした不安」が
心の中を覆うようになります。

そんなとき、
こんな考え方をしてみませんか?

「私も、相手も人間」って。

人は、
住む国や育ってきた環境、
受けてきた教育の内容などによって
考え方は異なりますが、
それは私たち日本人同士だって同じこと。

むしろ「人」として、
変わらないものがあることに気付くと、
ずいぶん気が楽になります。

「うれしい」
「悲しい」
などの基本的な感情は、
私の経験上どこの国、どこの人でも
「人として」持っている共通のもの。

「地震で家が壊れて悲しい」
「家族の無事が分かってうれしい」
「自分の国で多くの人が苦しんでいるので何とかしたい」
「支援が届いてありがたい」

これらの言葉は、
私がこれまで訪れたすべての国で
聞いてきたものです。

つまり、
知らない国の人と仕事をするときも、
漠然とした不安や
その国そのものの植えつけられたイメージを抱えたまま
相手に接するのではなく、
「一人の人間同士」として
真っ白な状態からスタートし、
互いにコミュニケーションを交わしていきながら
理解し合っていくことが
大切なんだろうと思います。

アメリカの心理学者ザイアンス(Robert Zajonc)が
発表した、有名な人間の心理に関する法則があります。

これは「ザイアンスの法則」と呼ばれるものですが・・・

「人間は、知らない人に対しては攻撃的、否定的、冷淡になる」
「人間は、その人を知れば知るほど好意を持つ」
「人間は、相手の人間的側面を知ったとき、
より強く相手に好意を持つようになる」

・・・というものです。

一人の人間として、
互いを知ることからコミュニケーションは始まり、
それを深めることで
信頼関係が生まれるのですね。

今回は人間としての「共通点」について
お伝えしましたが、
次回は人間としての「相違点」について
お伝えしたいと思います。

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